企画展「牧水記念館ができるまで」が始まりました

【企画展名】
  牧水記念館ができるまで~牧水記念館から受け継がれる牧水顕彰のこころ~

【会  期】
  令和6年9月1日(日)~10月27日(日)

【会  場】
  若山牧水記念文学館企画展示室

 

  

 昭和42年、牧水の故郷坪谷に牧水記念館が建設されました。設計は牧水の長男旅人(たびと)が担当しました。赤い屋根のモダンな外観は、地域のランドマーク的存在となり、約40年の間、のべ25万人が来館し、牧水資料の収集保存と情報発信の拠点としての役割を担いました。
 平成17年には若山牧水記念文学館が開館し、その役割は引き継がれます。その後、牧水記念館は解体され、跡地に牧水・喜志子夫婦歌碑を建立しました。
 今回、牧水記念館に関する建設構想や設計図など貴重な資料を展示するなかで、国民的歌人若山牧水の記念施設開館に向けて集結し、現在も受け継がれている多くの人々の想いを紹介します。

 

【展示の様子】

 

 

【展示資料より】

 
若山旅人による牧水記念館デザイン図
昭和40年11月に描いた記念館の外観
イメージ。
数枚描いており、あわせて展示しています。
 

寄付者名簿
地元と東京での寄付者をまとめた名簿。
全国からの寄付総額は1250万円を超えました。

開館時に寄せられた祝辞
文部大臣(写真)ほか、県知事や日本歌人クラブなどから寄せられました。