企画展「文学館20年の歩み ~牧水と文学館~」 開催中

 

 牧水生誕140年の令和7年度から牧水没後100年を迎える令和10年度までを「牧水メモリアルイヤーズ」とし、様々な企画展や関連事業を行います。
 時代を超え、今なお色褪せずに愛され続ける「あくがれの歌人」。その魅力に迫ります。 

 

 

企画展「文学館20年の歩み~牧水と文学館~」

【会 期】令和7年4月1日(火)~6月29日(日)

【会 場】企画展示室

【概 要】昭和42年に開館した牧水記念館とその意志を継いで開館した文学館が建設されるまでの経緯について、設計図などを展示すると共に、20年間に館内外で開催した企画展、主催してきた事業を振り返ります。また、20年間に実施した様々な事業を年表にまとめ、作成した書籍等の展示とあわせて文学館20年の足跡を辿ります。

 

展示の様子

 会場全体

 

<若山牧水記念施設の歴史>
牧水記念館、若山牧水記念文学館建設の流れを、当時の資料を展示しながら紹介しています。

 

<主な企画事業>
20年間に実施した企画事業から5つを選び紹介しています。

 三浦家寄贈資料公開展 繁と敏夫-受け継がれた二人の絆(令和3年度)

 

牧水が主宰した雑誌「創作」社友、三浦敏夫が収蔵していた牧水関連資料約400点の寄贈を受け、テーマ別に3期に分けて開催しました。
牧水自筆短歌100首を綴った「百首歌鈔」など、これまで公開されることの少なかった資料を展示しました。

 

三浦敏夫宛て牧水書簡を巻物ふうに装幀した資料「赤裸々集」。全3巻に収められた29通には、『若山牧水全集』(増進会出版社)未収録5通が含まれています。

 

 

このほか、継続的に実施している事業紹介、20年間を振り返る年表を展示しています。