企画展「牧水43年の生涯」 第3期「牧水誕生」が始まります

 昨年(生誕140年)から令和10年(没後100年)にかけて、牧水の生涯と現在まで続く牧水顕彰を紹介する企画展を開催しています。
 3月からは第3期「牧水誕生」を開催します。文学を愛する友人たちとの交友。そして、人生を決定づける「短歌」との出会い。多感な十代を迎えた延岡時代における文学活動を紹介します。 

 

【会  期】

 第1「日向若山家の歴史」  令和7年 7月5日(土)~ 9月28日(日)
 第2期「繁誕生」  令和7年10月4日(土)~12月28日(日)
 第3期「牧水誕生」  令和8年 3月6日(金)~ 5月31日(日)

 

【会  場】

若山牧水記念文学館 企画展示室

 

 

<展示資料から>                                 

 

 ←掲載された短歌

『校友会雑誌』第一号

 明治32年、牧水は新設された宮崎県立延岡中学校(現延岡高等学校)に入学します。学校では文学に熱心な先生や友人から多くの刺激を受け、やがて詩歌を創作するようになります。
 2年生の終わり、学校文集『校友会雑誌』が発刊されました。そこには牧水が詠んだ短歌3首他が掲載されています。これが牧水が最初に詠んだ短歌だと言われています。牧水の文学歴が始まった、貴重な第一歩が記された資料です。

 

 

    

『中学世界」冬期増刊「蘆風雁聲」

 文学に熱心な友人に教えられて投書を知った牧水は、新聞や雑誌に短歌や俳句、小文を盛んに投書します。それがかなりの頻度で入賞し、牧水は級友から一目おかれる存在となり、文学熱も高まっていきます。
 明治36年11月に発行されたこの雑誌には、若山牧水の名で俳句が掲載されています。初めて「牧水」の雅号を使った投書とされます。

 

 

 

←「牧水」の雅号を使って掲載された俳句