牧水の命日9月17日、汗ばむ陽気の中、群馬県みなかみ町、東京都、延岡市の牧水顕彰団体ほか市内外から多数の参加をいただき、第76回牧水祭を開催しました。牧水祭は昭和26年から毎年開催し、郷土の歌人若山牧水の遺徳を偲んでいます。本年は牧水没後98年です。
【第1部 歌碑祭】
牧水・喜志子夫婦歌碑前を会場に歌碑祭を行いました。
初めに、地元の岩下富男さんが牧水短歌
ふるさとの尾鈴の山のかなしさよ秋もかすみのたなびきてをり
幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく
を朗詠されました。
次に巫女姿の東郷学園生が夫婦歌碑に献酒を行い、続いて主催者、若山家親族、来賓の方々が牧水の愛した酒を歌碑に注ぎました。

東郷学園生による献酒 若山家親族による献酒
【第2部 牧水を偲ぶ会】
会場を牧水公園ふるさとの家に移し、牧水を偲ぶ会を行いました。
初めに、牧水の母校坪谷小学校の志を受け継いだ東郷学園4年生が牧水の短歌朗詠・斉唱を行い、瑞々しい歌声を会場中に響かせました。
東郷学園4年生による短歌朗詠・斉唱
続いて、歌人で若山牧水記念文学館館長の伊藤一彦先生による講演『牧水のみち』が行われました。牧水に「みち」を準備した人々として、水野栄吉や健海に触れると共に、牧水の「みち」をしめす短歌13首について解説されました。

伊藤一彦先生 講演会の様子
講演会終了後、牧水の愛した田舎料理を囲んで懇談会を行いました。終始和やかな雰囲気の中、参加された顕彰団体の挨拶やヒューガンボイセスによる重唱「坪谷慕情」などが披露されました。

懇談会の様子 ヒューガンボイセスによる重唱
今年も若山牧水を偲ぶ牧水祭を無事終えることができました。
参加された皆さま、協力くださった皆さまに感謝申し上げます。


