若山牧水の短歌を書で表現することをライフワークとする、現代かな書最高峰の榎倉香邨先生。先生は、牧水の故郷坪谷をはじめ、牧水ゆかりの地に足繁く通い、そこで得た感興を書に込められました。
その熱意は、90歳を超えてなお衰えず、近年は百歳での個展開催を目指されているとお聞きしていた折、令和4年1月、惜しまれながら98歳で逝去。突然の悲報でした。
昨年、先生を偲び「榎倉香邨遺作展」を開催しました。没後1年を迎え、2回目の「榎倉香邨遺作展」を開催いたします。
【会 期】令和5年3月5日(日)~4月30日(日)
【会 場】若山牧水記念文学館 企画展示室
【概 要】榎倉先生からご寄贈いただいた作品を展示します。まさしく「神工鬼手」と称さ
れる至高の世界をぜひご堪能ください。
当館が収蔵する牧水遺墨のうち、先生が作品の用いられた短歌が書されたものを
展示します。
また、牧水の故郷坪谷などを訪れた際の写真をもとに、先生との思い出を振り返
ります。
※企画展に合わせて鼎談を開催いたします。詳しくはトップーページ「TOPICS」記事をご覧ください。
※企画展チラシ